妄想農家の気ままなブログ

仙台でソーシャルファームを目指している園主の気ままなブログです

猫が、、、

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最近、農繁期を理由に猫との時間が少なくなっていました。

昔はそれほどまででもなかったのに、最近は部屋のドアを開けるだけで腹みせ攻撃をしてきます。

 

あたかも「この部屋に入りたくば、腹をなでていけ!」と言われているくらい。

部屋で仕事をしていようものなら、かまって攻撃を休むことなく喰らいます。

 

仕事のパートナーが保護した時には死にかけてご飯さえ食べないくらいの状態だったそうですが、今ではものすごいガツガツ食べています。

 

体重もぐっと増え、身体も立派になりました。

 

部屋飼いなので、あまり運動させてやれないのが残念ですが、エイズ持ちのこの子達が少しでも長く楽しく生活していけたらいいなあ、と思います。

 

最近知ったのですが、最近は猫ブームがすごいようですね。

でも、ブームがある、ということはその裏にビジネスがあるということ。

 

ペットショップに卸すために、子どもを生むことしか許されない、劣悪な環境にいる猫。

 

売れなかった子猫たちはそのまま殺され「廃棄」されてしまう現実。

 

あなたはどう思いますか?

 

海外ではこれを問題視し、ペットを買わない、増やさない運動が広がってきています。

 

個人的には共生という形であるなら、自然のままに生きるのがいいと思います。

人間がいて、猫がいて、ネズミがいて、植物があって、、、、といった自然のサイクル。各々が独立していて、かつ共生している関係。

 

ペットとなると、捉え方が難しい。

癒やしや家族として飼うために買うという流れの中では、どうしても命が商品になっていて不快な気持ちになってしまいます。

 

人間の都合で弄ばれている命を手の届く範囲でなんとかしたい。

改めて思ったことです。

 

価格競争

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

突然ですが、あなたは出来る限り安い食べ物を食べますか?

それなりの価格で買いますか?

価格は関係なしにとにかく良いものを買いますか?

 

農業仲間と話をしていて、農産物の価格下落が激しすぎて、経営が厳しいというお話を聴いてきました。

 

農家もボランティアではなく経営として行っているので、価格設定は死活問題に関わります。

 

安くてクオリティーの高いもの、を求めても中々国産は厳しい現状にあると考えています。農家自身も生活があるので、低価格での提供にはどうしても先が見えてしまいます。

 

工場のような機械生産体系を組んでも現状では難しいのが実情のようです。

 

もし会社で働いているあなたがほとんど利益の出ない案件ばかりで給料も上がらなくても仕事は続けられますか?

 

無駄なコストを削るということは大事なことです。

でも、過剰なまでのコスト削減は、結果としてマイナスになることもあります。

 

持続的な食、食生活を続けるためにはどうすればよいか?

 

私は少なくとも効率化ばかりを追求し、低価格路線で野菜を育てることはしないつもりです。

 

手を加える時にはきちんと手を加えて育てる。

自然に任せたほうが良い時には自然に任せる。

目で見て、判断しなければならないこともたくさんあります。

なので、野菜とじっくり向き合う必要があるのです。

 

今、それが出来ているかというと、実は出来ていません。

農業をするにも色々と要件があり、その要件をクリアするためにはそうも言っていられないこともあるからです。

 

でも、せっかく育てるなら、じっくり野菜と向き合いながら育て、それを求めているお客さんに届けていきたいというのが本音です。

 

価格競争に参戦しないこと。

目の前のお客さんと向き合い、野菜と向き合いながら、道を進んでいこうと思います。

農業と身体

今日は久しぶりに雨がまとまって振り、カラカラだった畑は少しだけ潤いました。

 

そんな雨の日を狙って、すかさず買い出しや事務作業。

この時期、雨でも降らないと中仕事をしようとは思いません。

 

お昼ごはんを食べた後、あまりにも眠かったためにぐだーっとしていました。

 

雨が降ったり湿度の高い日はあまり体調が思わしくありません。

交通事故以来のことです。

 

そんなぐたっーと死んでいると、仕事のパートナーが腰をマッサージしてくれました。

最近、重い物ばかり運んでいたので、筋肉がカチコチ。

 

お礼に私もマッサージを。

病院や施設で働いていた癖が出ます。

 

ここが凝っているから(別の)ここがどうやら悪さしているなーとか筋肉を触っては解決の糸口(凝りを解消するための)を探ります。

 

元々は口のリハビリをしていたのですが、口って全身の筋肉と直結しているんです。

だから、例えば顎の筋肉が凝り固まっているからとマッサージしてもあまり効果は出ません。

そんなときは身体の別の場所が凝っていたり、姿勢が崩れていることで問題が生じているのです。

 

なので、理学療法士さんに相談したり教えてもらいながら、言語聴覚士として出来る範囲で身体全体のマッサージをしていました。

ある部分だけ見ても駄目。

全体を観る必要がある。

 

農業でもそうなんです。

植物に病気が出たから農薬をかける、これは対処療法。

本当は病気にならないような栽培環境を整えるのが一番なんです。

 

そのためには全体を見ていく必要があります。

 

身体も自然もこんな視点で見ると意外と面白いものですよ。

人参の話から

農業をしていると、どこを目指すのか、ライバルは誰なのかなどめほりはほり聴かれることがあります。

 

少なくともうちの農園は万人受けは目指していません。

 

大きくて甘い野菜。

一口食べればその甘さに魅了されることもあるでしょう。

 

それは、生産者がこれまでの経験や出会ってきたお客さんのニーズから生じてきた商品だと思います。

 

すごいことですよね。

そうやって一つ一つ味を作るために栽培方法を研究していくわけですから。

 

なので、そのような姿勢の先輩を尊敬します。

 

でも、だからといって真似をしようとは思わないのが私。

 

私が目指しているのはもっとコアな人たち。

野菜の本当の味って?とか濃い味の野菜がほしいとかそういう方々のために日々試行錯誤しています。

 

野菜本来の味を目指すことが本来の意味での健康とか心身に良い野菜だとも考えています。

 

自分自身、極端に甘い野菜とか米を食べると、何か違和感を感じるんです。

 

そんな話を人参を作っている現場や野菜を買いに来てくれたお客さんと話しています。

 

うちの人参はある意味でマニア向け。

甘い!というよりも人曰く「濃い」というのが先に来るそうです。

 

人によっては「他の人参の味がわからなくなったわ!どうしてくれんねん」というつっこみをいただくことも。

 

でも、特別な栽培方法なんてしていないんです。

 

ただ堆肥を少し入れるだけでその他は何も入れずにありのままに育てるだけです。

 

たったそれだけで人参本来の味が引き出されてきます。

 

もちろん、その地域の気候や栽培環境、土壌環境でも大きく異なります。

 

でも、出来るだけ自然に近い状態で育てるそこがみそだと考えています。

 

なので、同じ人参でも品種が違うと味も違うことがわかります。

 

これが私が目指している農業であり、自分の食べたいものなのです。

愛しきトウモロコシ

夏!といえば、トウモロコシと想像する人もいるかもしれません。

 

となりのトトロでめいがトウモロコシを抱えながらお母さんのいる病院まで行こうとしていた光景が思い浮かびます(私だけ?

 

私は大のトウモロコシ好きで、これが売れようと売れなかろうと毎年食べたいがために育てています。

 

農業の先生曰く、トウモロコシは採算性が悪いとのこと。

確かに苗育てて植えて、実を食べる虫や収穫時に鳥や獣(たまに人)に注意をはらいながらの収穫。

で、市場に出す時には1本100円(スーパーに並ぶ時には200〜250円になりますが)。1本に1つしか実をつけないので、採算性は悪くなるのでしょう。

 

なので、生計を立てるためにはトウモロコシは難しいとアドバイスを受けました。

 

でも、私は食べるために育てています。

もちろん無農薬。

 

農薬を使ったほうが虫がつきにくく、キレイなものが出来るのですが、ちょっと味が変わります。

ほんのり苦味というかエグみというか雑味というかそういった味が感じられるのです。

 

だから、虫が多少つこうが無農薬で育てています。

 

ただ甘いだけの品種ではない、甘みとコクがちょうどよいくらいの、何本でも食べれるようなトウモロコシを目指して育ています。

 

ただ甘いだけだと一本食べて飽きてしまうから。

 

今年は1人では食べきれない量のトウモロコシを植えました。

昨年、一部の方から好評で、もう少し育ててほしいとの要望があったので。

無農薬が故の事情を理解してくれる人たちだけに販売することにしました。

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レタスって味がする?しない?

農園では、そろそろリーフレタスの収穫時期に入ります。

あまり育ててはいないのですが、趣味程度に。

 

先日、仕事のパートナーとレタス談義を交わしていました。

 

私「リーフレタスがもうそろそろ収穫なんで味見どうです?」

 

パートナー「(軽く土を払いそのまま口にイン)、、、味、濃っ。苦味もあるね。しかも、肉厚じゃん」

 

私「へ?それが普通じゃ、、、」

 

というのがきっかけでレタス話を。

 

私自身は肉厚で苦味があるのがリーフレタスだと思っていました。

あまり市販のは食べないし、食べても「味ないなー」と思いながら食べる程度でした。

 

うちでは必要最低限の堆肥と微生物資材のみで育てています。

水もよほどのことがない限りは天候任せです。

水はけのよい場所のほうがレタスには良いのですが、乾燥が続くと生育がスローになったり葉が肉厚になります。

 

知り合いのところでは同じ砂地の畑で栽培していますが、多めの堆肥に灌水もタイミングをみて行っているので、葉が柔らかくなります。

 

どちらがいいか、というのは食べる人次第です。

 

肉厚なのは加熱するとたくさん食べれるし、私はチャーハンに入れたときのあのほろ苦さが癖になるし、生でも食べごたえがあるので、そのように育てているだけです。

 

このブログを読み続けている方がもしいるとしたら、「この人(私)、自分の食べたいもの作っているんじゃ、、、」とつっこまれそうですが、ある意味ではそうです(笑

 

自分なりに食べ続けてきて美味しいと思ったもの、食べるのなら身体に良いと考えている栽培方法で育てることがベースにあります。

 

そして、自分と同じ感覚や考えの方と談義を交わしながら、さらに野菜つくりに励むというのがスタンスです。

 

あなたはどんな思い/考えで食事をしていますか?

 

私は、毎日食べるものだからこそ、ないがしろにしてはいけないと自分自身に言い聞かせています。

 

 

自然農園MITU

支援なのか、足かせなのか

新たに新規就農する方の中には、新規就農の手続きと農業次世代人材投資資金(旧青年等給付金)の活用をされている方が多いと思います。

 

私もその1人でした。

 

農業次世代人材投資資金とは、農水省によれば、

 

次世代を担う農業者となることを志向する者に対し、就農前の研修を後押しする資金(準備型(2年以内))及び就農直後の経営確立を支援する資金(経営開始型(5年以内))を交付します。

 

という内容の元、支給される助成金

 

軌道に乗るまで何とか資金繰りしないといけないし、バイトする余裕もない!という方はこれを活用して農業に打ち込みます。

 

私は新規就農する際に、よく理解しないまま、言われるがままに手続きをしました。
(この時には、新規就農する人はみんなこれをやらないといけないと思っていた)

 

この給付金は、5年間給付金をもらうと給付金受給後も5年間報告義務が生じてきます。しかし、この報告。ただ報告するならいいのですが、そうにもならない様子。

 

給付金申請時の「計画通り」にならないといけないのです。

 

つまり、経営を拡大したり加工など6次産業化に着手したりする時には膨大な資料を準備し、変更手続きをしないといけない。

 

助成金をもらうということは、国民の皆さんの税金からいただいているわけですから、当然といえば当然かもしれません

 

でも、文字通り、「次世代投資」の資金かというと、私はこれがあることで足かせになる可能性もあるんでないかと思います。

 

何故、そう思うかって?

私が今そのような状況だからです。

 

地域の圃場整備と仲間との出会いがきっかけで法人を設立。

圃場整備後すぐでないと畑が借りにくいということもあり、また私がやりたかった事業展開ができるチャンスでもあったことから、急ではありましたが設立を決意。

 

しかし、給付期間中に法人を立ち上げたことで、かなり面倒なことに。

そう、「計画書」とは異なるから給付金の返還の可能性が出てきたのです。

 

このタイミングでこれは正直言葉が出なくなりました。

 

これからさあスタートだ!と意気込んだ矢先の足掛けでした。

 

 

なので、これから農業でバリバリやっていくという方は、次世代人材投資資金を活用するのではなく、公庫等から融資でお金を借りて事業展開していくほうが断然良いです。

 

いつもお世話になりっぱなしの市の新規就農担当の方にこの件で色々と相談に乗ってもらっています。