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さとう自然農園のブログ

仙台でソーシャルファームを目指している農園のブログです

季節感を感じながら

昔、祖母が畑作業をする時には、

 

「梅の花が咲き始めたから、葉物野菜を蒔こう」とか

「桜が咲き始めたから、芋を植えよう」

 

と自然の変化を見ながら作業していたのを思い出します。

 

その影響があってか、昔から自然を観察しながら生活をしています。

 

ベテランの?いや、むしろ神がかっているくらい?の農家さんだと、空を見るだけで数ヶ月先の天候まで見えてくるそうですが、私にはそこまでの力はありません。

 

でも、季節感を感じると、とてもワクワクします。

 

普通にしていても季節感は感じるのですが、自然の中にいると、さらに季節感を感じる出来事が増えます。

 

春に咲く花、風向き、鳥の声、草の生え方などなど、挙げれば切りがありません。

 

学生時代に、病院の先生が「季節感を感じるということがメンタルに大きな影響を与える」といっていたことを思い出します。

 

精神病のある方が自然に触れることで、病が良くなることの一つに「季節感を感じる」ことが影響しているのだそうです。

 

しかし、科学的に解明されているのかまではわかりません。

その先生のこれまでの臨床経験から導き出された答えなのかもしれません。

 

そう言われてみれば、春が近づいてきたという兆候(花が咲いてきたり、空でひばりが鳴き始めたり)を感じるだけでも、気持ちが晴れやかになるのは確かです。

 

春。

 

自然の中で季節感を感じる何かを探してみませんか?

農家の常識・非常識

先輩農家さんの経験談や新規就農者に対するアドバイスを聴くと、農家のイメージがどう作られているのかの一端を垣間見れることがあります。

 

今回は私自身が新規就農する際にアドバイスをもらったことで不思議に思ったけど、それが農家の常識となっている考え方をちょっとだけご紹介。

 

1)農家は朝から晩まで、寝る間も惜しんで作業しろ!

これが私が一番アドバイスもらったことのある内容。

寝る間も惜しんで、朝から晩まで畑で作業していることこそが農家の美徳である。

あるいは、そのくらいの気合がないと農家としてやっていけない!というもの。

 

そう話す農家は皆、睡眠時間が3,4時間、年に休みが数日というスパンで働いている。それでも生計が立てられないから、農家は本気で好きじゃないとやっていけない。

 

これを聴いた時には、?のマークしかつきませんでした。

農家だから、という特別扱いにも違和感を感じましたし、経営という観点からはちょっと違うのではないかと。

 

先進農家の中には、効率化やチームでの作業、販売戦略など様々な策を打ち出して、仕事とプライベートのバランスを取りながら生活している農業経営者はいくらでもいます。

 

農家=超多忙=美徳という構造は、私には合わなかった。

人生=仕事ではないですし、人生は仕事をしながらもプライベートもよい時間を過ごしたいと思う側の人間ですので。

 

2)頭を使うな!身体を動かせ!

これは、新規就農してからよく言われた言葉です。

頭を使ってもお金にはならない、体を動かして野菜をたくさん作ることで儲かる農業が実現される、という内容のアドバイスでした。

 

でも、経営方針を立て、作付け計画を作り、販売戦略を練る。実際に実行し、客観的に評価して、修正を加える、というサイクルを繰り返しながら、経営をしていくためには考える時間も時には必要では?!

 

3)やるときはみんなで!

これはいい意味ではなく、悪い意味で。

みんなで足並みを揃えて、”仲良く”しないといけない。

周りと違うことをやることは非常識である。

 

うちの地域では、農薬や化学肥料を使って野菜を栽培して、それをJAを通して市場に卸すこと、地域みんなで同じ野菜を作ることが常識であると教えられました。

 

でも、それで「農家は儲からない。やらないほうがいい」と悲観的な発言をされるのは、残念で仕方がありませんでした。

 

農家の常識は世間の非常識、世間の非常識が農家の常識。

そんなことが多々あるかもしれません。

 

 

雨のタイミングを見計らって?

昨日、春野菜の種を撒いたあと、ちょうどよく雨が降ってくれたので少し安心しています。

 

この時期なので、雨が降ると作業できることも少ないので、すかさず話し合いなどをしています。

 

今日は、近々イベントや旅行を企画運営する会社を立ち上げる方とお話。

 

協力して、畑で何か楽しいイベントが出来ないか、あるいはその方が企画するイベントに農家として何か協力できることはないかを話し合いました。

 

春からはそういったイベントを企画する楽しみも増えます。

 

畑に来てもらうことで、生産者である私達と会ってもらうことで、来てくれた人たちが何か「満たされた」気持ちになってもらえるようなことをしていきます。

雨が降る前に

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今日夜から雨が降るとのことで、ここぞとばかりに種まきをしました。

 

人参

二十日大根

春菊

リーフレタス

 

周りでも午前中はぽかぽか陽気だったからか、畑で作業する人が続々。

 

周囲を見渡せば、梅の花が咲き、空では雲雀が鳴き始めました。

 

いよいよ春が来る。

 

楽しさと気合が入ります。

いよいよ春だな、と楽しさと気合が入りました。

何とかかんとか大きくなっている玉ねぎ

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なんとかかんとか玉ねぎが成長してくれています。

 

昨年秋にちょうど植え頃だった苗の殆どが盗まれ、残った小さな苗のみで定植しました。近隣の農家さんから譲り受けたものもあります。

 

残った小さな苗は冬が越せるかとても不安でしたが2/3は何とか冬を越し、成長してくれました。

残り1/3は枯れてしまいましたが、鉛筆の芯ほどもない苗を植えたので、生き残っただけでもありがたい気持ちです。

 

このまま盗まれず、収穫まで迎えられることを糧に、管理を続けます。

ぽかぽか曜日ではないけれど、、、間引き作業

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昨日今日と仲間がほうれん草の間引きを行ってくれました。

晴れて入るものの、ポカポカとはしておらず、強風。

 

寒さと戦いながら間引きをする仲間でした。

 

今回は仲間に畝作り→種まき→トンネルかけ→間引きと一連の作業をおまかせしています。

 

初年度より2年目、2年目より3年目と少しずつ土がよくなってきました。

無事に大きく育って、収穫できることを願いつつ、管理を頑張ります。

ちょっとした悪巧みと想い-保護ネコに向けて

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平成26年度のデータでは、犬・ネコ合わせて約10万匹が殺処分されています。

 

保健所には、様々な理由から飼っていたペットや野良が持ち込まれ、処分されています。

 

命の尊さを考えさせられる辞退です。

 

昔、命の尊さを学ぶためにはどうしたらいいか?と聴かれたことがありました。

 

答えは「自ら食べる食料(肉)をさばいて食べること」と答えた記憶があります。

 

ペットとはちょっと視点が違いますが、命の尊さを学ぶためにはそれが良いと感じています。

 

スーパーで普通に買っている肉だって、商品になるまでは生きていました。

 

それを想像すると食べれない!と怒る人もいますが、それが現実です。

人は生き物の命を食べて、生きながらえているのです。

 

ペットが飼えなくなったから保健所で処分してもらう、という考えは安易です。

もしペットが飼えなくなったら、自分で殺処分してください、と言われたら、出来るでしょうか?

 

鳥でさえ、死の恐怖から逃げる時の行動は、言葉では表現できないほど壮絶です。

死を悟った時の行動は、静かで命の重みを感じます。

 

少し横道にそれてしまいましたが、尊い命を救うためにボランティアで犬やネコを保護している人たちがいます。

 

でも、ボランティアなので、犬ネコを保護するだけでも膨大な経費が発生します。

 

農園では直接できることは少ないのですが、尊い命を1つでも守れるように、野菜を10円だけ高くして販売しようともくろんでいます。

 

その10円でペットの命を救えるかもしれないと信じて。

 

農産物で売り上げたお金の一部を保護ペットのボランティアさんに寄付する活動をはじめます。