読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

さとう自然農園のブログ

仙台でソーシャルファームを目指している農園のブログです

そら豆の定植

写真をすっかり撮るの忘れてしまいましたが、今日、仲間にそら豆を定植してもらいました。

そら豆食べたい!というところからの栽培。

 

出だしでちょっと育苗ミスをしてしまい、発芽率が低下してしまいました。

(園主が体調不良で1日半死んで、管理できなかった)

 

生育にちょっとばらつきがありますが、順調に育ってくれることを願いつつ。

 

園主は、そら豆はやさごとそのまま食べる派。

「臭いが…」という方もいますが、取り立て→すぐ茹でるとあまり臭いもしません。

 

やさごとだと皮むきに比べ、食物繊維も豊富ですし、栄養たっぷりです。

 

そら豆は収穫後3日くらいすると鮮度がガタ落ちします。

 

ぜひ採れたてをそのまま焼いてかじりつくことをおすすめします!

 

じゃがいもの植え付け

f:id:emotional-identification:20170404211116j:plain

今日は、普段お世話になっている方2名に来園いただき、4名でじゃがいもの植え付けを行いました。

 

午前中、小春日和で風も心地よく、気持ちよい日となりました。

お二人ともじゃがいもを植えるのはほぼ初めてのようで、「筋肉が!」と時折、悲鳴を上げながら、作業を楽しんでおられました。

 

登山やランニングとも違う、畑作業で使う筋肉。

じゃがいもを植える際、植え方は様々ありますが、うちのやりかたでは、お尻と下腹部の筋肉を使います。

1列やっただけで「辛い」感じになることもあります。

f:id:emotional-identification:20170404211121j:plain

いもを植えたあとは、土をかぶせる作業。

道具を使って、無心に土をかけます。

二の腕の筋肉がプルプルするとおっしゃっていました。

f:id:emotional-identification:20170404211112j:plain

今回、園主以外は女性ということもあり、ダイエット談義を交わしたりもしていたようです。

 

こうしてみんなでわいわい作業するのも楽しいものです。

 

人参2回目の播種

今日は春2回目の人参を播種しました(画像はいつもと同じ風景になったので割愛)

 

午前中にまき終えた後、午後から急に風が冷たくなり、少しだけ雨が降ったので、タイミングとしては良かった。

 

午後からは、仲間といつも野菜を購入していただいているお客さんが参戦し、じゃがいもの株分けを行いました。

昨年までほぼ一人でやっていた作業だったので、みんなでああだこうだ話しながら作業するのも乙なものです。

 

今週は後半があまり天気良くないとのことだったので、急遽明日、じゃがいもを植え付けます。

 

 

人から意見を聴く

昨日まで新規就農の際のダークな側面をお伝えしたので、今日は前向きなお話。

 

最近、身近な方に野菜や農業についてのアンケートを書いていただいています。

仲間には堅苦しい!と言われているアンケートですが、いろんな方に書いていただくとこれから自分たちの方向性がより強固になります。

 

今、野菜についてどんなことを疑問に感じているか?不安に感じているか?

 

どんなことを望んでいるのか?どんなふうになりたいのか?

 

これまでスーパーで何気なく購入していた野菜。

でも、生産者や販売者から話を聴いて、味を比べてみると、違いがあることに驚いたという話も多く聴かれます。

 

その違いに気づいた時、疑問が湧いてきます。

 

何故、味が違うのか?
生産者はどう作っているのか?

何故、栽培方法が違うのか?

何故、何故、何故、、、、と。

 

顔が見えるだけでは、何もわかりません。

話を聴いて、「何か」を知ってこそ、自分なりの判断ができるようになります。

 

私たちはそんな農業のあり方を目指そうと思います。

 

万人受けでも大衆向けでもない。

目の前の人達に語りかけること。

 

 

青年給付金のメリット・デメリット-再考

法人化に関する行政との面談から一夜明けた今日、引き続き今後新規就農する方に少しでも参考になればという思いで、一つ話題を(前にも少し話題には出しましたが、新ためて)。

 

青年等就農給付金という助成金について。

農業研修等で最大2年間。

独立就農してから最大5年間。

 

1年間で150万円もらえるという仕組みのもの。

今年4月に要項が変わり、給付要件や内容が異なるようですが、詳細は下旬になるそうです。

 

私は、給付金を3年間いただきました。

最初、農業したい!と農業委員会や仙台市宮城県担い手協議会等を周り、振り回されたのを覚えています。

今以上に制度について疎かったので、行政の言われるがままに手続きを踏み、約2年かけて新規就農しました。

 

給付金のメリットといえば、

一から農業を築いていく上で経営が安定するまでの「保証」。

私の場合は、震災で全て流出し、自宅再建がやっとこという状況だったので、農業資材などを揃えるのに本当に助かりました。

 

デメリットは、手続きや給付後の報告等にかなり時間が取られること。

これは、税金を頂いているので当然といえば当然なのですが。

しかし、これだけではなく、計画書からちょっとでも外れたことをすると「詐欺だ!」とか「計画書とは違う!」、「給付金返還だ!」という指摘を受けます。

私の場合は、就農したあと、使用している圃場が圃場整備に入ったり、嵩上げ道路の工事で使えなくなったりしました。
それは就農する前には決まっていなかったことだったのですが、実際に圃場整備が入り圃場が使えなくなると、「計画書とは違う!詐欺だ!」と騒がれました。

 

また、法人化した方のお話では、新規就農の認定から5年以内に法人化すると手続きが煩雑だし、新規就農の「縛り」があるため、思うように経営展開出来ないというお話も伺いました。

 

まさにその通りだと思います。

融資を受ける際にも日本政策金融公庫からお金を借りるためには、行政からの認定を受ける必要があります(それ以外にも認定を受けたほうがよいメリットはあるそうですが)。

その認定を受ける際にも、「行政の書式、内容」に合わせなければいけない点がいくつもあり、本当にやりたいことを書けない場合もあります(特に有機農業やりたい人は)。

 

冷静に考えると、計画認定をもらうために、行政の書式・内容に合わせて膨大な時間をかけて計画を作るよりも、事業計画がきちんとできれば税理士の方に相談して銀行から融資を受けたほうが時間のムダがなくて済むのではないかと思います。


私自身の経験と周りの同期を見ていてわかったこと。

一般的な農法(農薬や化学肥料を使用した農法)に関しては、JAやスーパー等売り先が決まっていて、自分自身の栽培技術や経営が安定するまでは給付金をもらいたい、という人は頑張って申請したほうがよい。

 

有機農業自然栽培で少量多品目の野菜を作り、宅配や直売メインで経営していくという人は△。そのときの行政担当で対応が分かれる。

理解ある担当者であれば支援はしてくれるし、理解のない担当者の場合は「前例がない」の一言で終了。

同じく、経営が安定するまではもらいたいという方は頑張って申請してみる価値はある。

 

法人化して様々な事業展開をしていきたい!のであれば、給付金を貰わず、認定だけもらうか、銀行から融資を受けてスタートがおすすめかと思います。

 

何度も言うようですが、担当者地域性によって新規就農に対する対応は全く違います。ご自身の地域の担当者や地域性がどんなものかをリサーチしてみるのも一つの手段かもしれません。

新規就農で最も謎の、立ちはだかる壁

 これから新規就農する方がいらした時のために、少しでも参考になればと思い記します。
 
 今日は、農業法人設立に際して、「計画認定受けてください」と行政から言われたので、その面談でした。一度は認定新規就農者になったのですが、法人立ち上げで計画を変更しないといけなくなり。
 
 面談とは言っても事前にどんなことをするのかもまともに知らされずに乗り込んだわけなのですが、相変わらずの対応にただただ「めんどくさい」の一言。
 
①決まった書式と根拠付け
 新規就農する際にも突っ込まれましたが、基本的に無農薬で少量多品目の野菜を栽培して、個人のお客さんに販売していくといった感じの計画書はNG。
 これまで成功事例がないので、認定が難しいと言われたことを今でも覚えています。
 書式は基本的に行政側が作成した雛形を基に作成しなければなりません。時折、その雛形の計画書自体を否定する職員がいるのが不思議なのですが。
 
②新規就農者のためではなく、保守のため?
 私が直接言われたわけではないのですが、聞こえてきた一言に驚きを隠せませんでした。
 ある課のトップの方が「うかつに認定を出すと我々の立場も危うくなる」という言葉。
 仮にその新規就農予定者がとんでもない計画書を作成して認定を出せないという状況だったとしても、これを言ってしまってはおしまいではないかしら。認定に向けて作成支援をするのが行政の方のお仕事のはずなのに、支援ではなく、けなして終わりといのはいかがなものかと思ってしまいます。
 
③農業は儲からないから辞めたほうがいいという一言
 「ベテランの農家さんでさえ、家族でやっとこ300万の所得がやっと。だから、農業法人なんて難しい。辞めた方がいい。」
 それが本当だとして、ではあなた方普及センターの役目は何なのでしょうか?と素朴に感じた一言でした。
 何かしらの支援をする側の人間が、このような考えているのならば、支援する側も辞めたほうがいいのでは?とダークな意見を言いそうになりました。
 
 
 もちろんその時の新規就農の担当者によって対応が全く異なる場合もあるかと思います。
 
 個人的には本当にめんどくさいの一言。
 何のための支援なのか、誰のための計画書なのか正直わからなくなってきてしまうほど。
 計画認定受けずに法人立ち上げられるのなら、さっさと立ち上げて自分たちのやりたいように(ちゃんと計画戦略等練りますけど)やったほうがスムーズに事が運ぶと改めて思いました。
 
そして、私が一番許せなかった一言。
農業法人は儲からないし、役員は1人に」
「(笑いながら)共同経営なんてありえない」
ということでした。
 
正直、腸が煮えくり返りそうになり、怒りをぶちまけてしまいそうでした。
「おまえらにとやかく言われる筋合いはない」と言いかけました。
仲間と話に話し合って、経営方針やリスクも考えて、一緒にやろうと結論を出し、共に歩んでいます。
それを「農業法人は儲からないから、辞めたほうがいい」と行政側の人間が言うのは信じられませんし、仮に農業を支援する側がこれを言ってしまったらおしまいだという呆れ感もありました。
大切な仲間をけなすやつだけは誰であろうと許せません。
 
もし、これから新規就農したいという人がいたら、このような話もあったなあ、と思い出してみてください。
 
 
 
 
 

気持ちのよい夕暮れ時

f:id:emotional-identification:20170330193646j:plain

久々に丸一日、畑の作業をしました。

人参の種まきとそら豆、スナップエンドウを植えるために、畝立てをしました。

仲間には草取りを。

 

気がつけば、日没も六時くらいになり、作業も長く出来るようになりました。

日が長くなると気持ちも楽しくなります。

 

事務作業で溜まったストレスも外作業をしていると知らぬ間にスッキリしています。

 

日があるうちは外で作業をして、暗くなったら本を読んで(主に調べ物なんですけど)、気がついたら寝ている。基本はほぼ同じ繰り返し。

 

これから暖かくなるとそんな生活が始まります。

これが辞められずに農家を続けています。

 

少し前に恩師から「最近どうだ?」と聴かれ、「仮に明日死ぬことになったとしても、悔いのない人生を楽しんでいます。結婚以外はですけどね(笑」と答えました。

 

震災を機に、そう思うようになったのです。

1日1日を自分にとって充実した時間にすること。

 

嫌なことや腹立つこともあるけども、一日を通して見れば「ああ、良い1日だった」と思うこと。

 

そう思うようになったら、周りの人にも感謝できるようにもなりました。