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さとう自然農園のブログ

仙台でソーシャルファームを目指している農園のブログです

農業で目指すこと

みなさんの小さい時の懐かしい思い出は何ですか?

私は幼い頃、母の実家が専業農家だったため、よく田植えや稲刈り、野菜の収穫をしに行ったことを今でも覚えています。

農作業は家族でそれぞれ分担しながら行い、合間にはなんだかんだとみんなで話をしたり、近所の人が通りかかっては作業を忘れて一服したり、虫や魚とりをし始めたり。

農業を通して人とのコミュニケーションや交流がありました。

今では私自身農業をしていてもなかなか見れない光景になりました。

周りで作業をしているのは65歳以上のご高齢の方で、大型の機械を使い黙々と(ラジオや音楽を聴きながら?)、時間に追われるように作業をしているのをよく見かけます。

時代は大型圃場に大型機械を導入し、徹底的に効率化を図り、安定安価な野菜を提供するという流れになりました。

前回のブログでもちょっとだけ触れましたが、農業従事者が減っていく中で機械化や効率化を追求することはある意味当然のことかもしれません。

農業本を読んでいても、効率化=農業は儲かるという内容の文献もよく見かけます。

でも、私はそこにはあまり興味も感じなければ、魅力も感じませんでした。

それは、、、、


昔の家族やご近所さん達となんだかんだと交流しながら行う農作業が記憶に深く根を張っていたこと。

私自身が交通事故の後遺症で生き詰まっていた時に、農業を通して人と触れ合ったことが前へ進める原動力になったこと。

そして、リハビリの仕事をしていた時に、孤立していく障がいのある人や家族を目の当たりにしたこと。

この3つが相まり、農業を通して地域に人が集まる場所、障害の有無や差別なしにみんなが楽しく交流できる場所を作りたいと強く思っています。
すぐには自分のやりたいことは実現できないかもしれませんが、日々亀が歩くようにゆっくりと前進しています。