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さとう自然農園のブログ

仙台でソーシャルファームを目指している農園のブログです

クワイとソーシャルファーム

クワイの栽培では、稲作ほど機械化が進んでおらず、手作業での作業がメインになります。人手がいるのです。

収穫の時には、みんなで田んぼに入り、泥の中を探りながらクワイを採ります。

これが結構な重労働。
一日やると足腰がガクガクになるくらいです。

 

私がクワイの栽培をしようと思ったきっかけは、障がいのある方の仕事を作ること、市場で消えつつはあるが地味にニーズがあることがあったためです。


障がいのある人たちや引きこもり、DV被害者など社会的に立場の弱い人たちを社会的弱者というそうですが、社会的弱者の方達を企業的な部分と福祉的な部分の間で支援する取り組みをソーシャルファームと言うそうです。

私のような頭の弱い人間にとっては専門用語は二の次になってしまうのですが、これまで自分自身が経験し、感じたことから、農業分野でのソーシャルファームを取り組んでいます。

昨年まで仙台市内にある高次脳機能障害のある方々の就労支援をしているNPOさんと連携をし、不定期ながらうちの農園に農作業をしに来ていただいていました。

NPOの職員さんと情報交換をよくさせていただいたのですが、障害者の就労支援の現状を見ると複雑で難しい問題も散見されます。

私が一番気になったのは、障害者就労支援施設に通う方の仕事内容。


私自身も就農する前には他の障害者就労支援施設を見学して現状を垣間見ましたが、、、

日々の作業が折り紙を折ったり、何もせずぼーっとしているところもありました。
聴けば、障害者就労支援施設は立ったが、仕事がない、というのが現状のところもあるようです。

でも、それだけではないような気もしました。
「怪我したら大変」、「この人たちは何もできないから」、「この施設に来るだけで十分」、「就労は難しいから」、などなど。
中には、本当に就労支援施設か?と突っ込みたくなる部分もありました。

 

ある意味で障害者を「守りすぎ」なのではないか。
彼らにとって働くということがどんなことなのか。

 

就労意欲のある人の「できること」を探し出し、できたことで報酬をもらう。
一人一人できることを持ち寄れば、チームとして仕事ができるのではないか。

 

私はそう思います。
自分自身もそうですが、苦手な部分を無理やりレベルアップさせるよりも得意な部分を出してチーム全体で仕事をした方が、より良い仕事になるように思います。
個人の苦手な部分はそこそこになればいい。

利他主義
相手のために自分ができることは何か。

常に問い続けていきたいです。