妄想農家の気ままなブログ

仙台でソーシャルファームを目指している園主の気ままなブログです

冬の仕事ー男は黙って土運び

農園の冬の仕事の一つには、圃場の土運びがあります。

 

高くなっているところから低くなっているところへ。

土を薄く採土してはそれを運び、薄く広げる。

これを黙々とこなします。

手作業で。

 

重機が入るとせっかくふかふかしてきた土がまた踏み固められてしまい、水はけが悪くなるので、あえて手作業にこだわります。

 

なんでこんなことをしているのか、といえば、

東日本大震災津波で被災した農地でところどころ土が抉れていたり、

逆に堆積しているところもあり、でこぼこしているからです。

 

でこぼこしているから、低いところでは水が溜まりやすく、作物が育ちにくくなってしまいます。

 

圃場の復旧工事(表面の土を削り、別の地域から持ってきた土と入れ替え)が入ったところは山砂になり、土地もフラットになっています。

 

でも、うちの農場の一部は復旧工事をしないまま、震災前と同じ土に。

海の砂と同じ性質の土なのですが、この土でないと美味しいものができない品種もあるからです。

被害がすこぶるひどかった圃場は復旧工事をお願いしましたが、被害が甚大ではなかったところはそのままにしました。

 

海の砂と山の砂では同じなんでない?と突っ込まれるかもしれませんが、

これがまた違うんです。

 

夏場は野菜を作らないと収入源もなくなってしまうので、毎年冬の間に少しずつ土運びをしていました。

 

冬になるとどうしても運動量が減り体がたるみやすい(?)ので、この作業は適度に運動ができ、いい汗もかけます。