妄想農家の気ままなブログ

仙台でソーシャルファームを目指している園主の気ままなブログです

自分が先か、他者が先か

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ちょうど写真整理をしていたら、一年前の今日、高次脳機能障害のある方々と肥料撒きをしている写真が出てきました。

今は施設側の事情で農園には来れていませんが、またこのような作業ができたらいいなと思っています。

 

何故、1年前の写真をここにアップしようと思ったのか。

 

先日立て続けに農業分野での農福連携についての話を聴いてきて、色々と思うことが会ったからです(前にも似たような記事を書きましたが、自分で改めて整理する意味も込めて、、、)。

 

農業分野でも障害者や引きこもりなど社会的弱者と言われている方々の受け入れが進んできました。

 

今日はその話。

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何社からか話を聴いてきて、おおきく下記2つに分けられるように思いました。

 

これから農業では高齢化がどんどん進んでいく。

農業法人としてどんどん地域の農地を預かり、規模拡大と低コスト化を目指さないといけない。

 

我々はあと10年も働けないし、今の農業は稼げない。

人がほしいけど、人も来ない。

 

あ、そうだ、障害者を雇用して、助成金もらえば、社会的信用度も増すし、農業の赤字分を確保できるだろう。

仕事はあまり出来ないけど、人手が足りないよりはましだ。

 

これから農業は高齢化が進み、若者も少ない。

地域でも若い人が少なくなっていく。

 

これから魅力ある地域を作っていかないとな。

働けるような場所も少ないからなあ。

あ、そうだ、地域の人たちが働ける環境を作ろう。

 

短時間しか働けない主婦(夫)や障害者でも働ける場所が地元にあれば、住みやすくなるかもしれない。

 

色々と生産、販売戦略を練りながら、やってみよう。

 

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①のような表現をする農業経営者が意外と多いことにちょっと残念な気持ちがあります。

 

経営という観点からは、人をどう雇用していくか、利益をどう確保していくかという課題はつきものです。

 

ですが、人=モノ/カネではないですよね。

ましてや、ある補助金が使えなくなるから別の補助金を、、、という考えは、経営感覚とは違うようにも思えます。

 

②は地域の課題解決を出発点に置いて、自社ではどうするか?を考えています。

こういう会社には人が集まり、事業展開もとても刺激を受けます。

 

周りが幸せになれば、自分たちも幸せになれる。

 

その経営者の方が言っていた言葉。

ものすごく納得しました。

 

あまり(自分のための)カネ、カネ!という人は個人的には好きではありません。

 

自分が先か、他者が先か、それが相手に伝わるだけでも付き合い方が変わってきますね。