妄想農家の気ままなブログ

仙台でソーシャルファームを目指している園主の気ままなブログです

新規就農で最も謎の、立ちはだかる壁

 これから新規就農する方がいらした時のために、少しでも参考になればと思い記します。
 
 今日は、農業法人設立に際して、「計画認定受けてください」と行政から言われたので、その面談でした。一度は認定新規就農者になったのですが、法人立ち上げで計画を変更しないといけなくなり。
 
 面談とは言っても事前にどんなことをするのかもまともに知らされずに乗り込んだわけなのですが、相変わらずの対応にただただ「めんどくさい」の一言。
 
①決まった書式と根拠付け
 新規就農する際にも突っ込まれましたが、基本的に無農薬で少量多品目の野菜を栽培して、個人のお客さんに販売していくといった感じの計画書はNG。
 これまで成功事例がないので、認定が難しいと言われたことを今でも覚えています。
 書式は基本的に行政側が作成した雛形を基に作成しなければなりません。時折、その雛形の計画書自体を否定する職員がいるのが不思議なのですが。
 
②新規就農者のためではなく、保守のため?
 私が直接言われたわけではないのですが、聞こえてきた一言に驚きを隠せませんでした。
 ある課のトップの方が「うかつに認定を出すと我々の立場も危うくなる」という言葉。
 仮にその新規就農予定者がとんでもない計画書を作成して認定を出せないという状況だったとしても、これを言ってしまってはおしまいではないかしら。認定に向けて作成支援をするのが行政の方のお仕事のはずなのに、支援ではなく、けなして終わりといのはいかがなものかと思ってしまいます。
 
③農業は儲からないから辞めたほうがいいという一言
 「ベテランの農家さんでさえ、家族でやっとこ300万の所得がやっと。だから、農業法人なんて難しい。辞めた方がいい。」
 それが本当だとして、ではあなた方普及センターの役目は何なのでしょうか?と素朴に感じた一言でした。
 何かしらの支援をする側の人間が、このような考えているのならば、支援する側も辞めたほうがいいのでは?とダークな意見を言いそうになりました。
 
 
 もちろんその時の新規就農の担当者によって対応が全く異なる場合もあるかと思います。
 
 個人的には本当にめんどくさいの一言。
 何のための支援なのか、誰のための計画書なのか正直わからなくなってきてしまうほど。
 計画認定受けずに法人立ち上げられるのなら、さっさと立ち上げて自分たちのやりたいように(ちゃんと計画戦略等練りますけど)やったほうがスムーズに事が運ぶと改めて思いました。
 
そして、私が一番許せなかった一言。
農業法人は儲からないし、役員は1人に」
「(笑いながら)共同経営なんてありえない」
ということでした。
 
正直、腸が煮えくり返りそうになり、怒りをぶちまけてしまいそうでした。
「おまえらにとやかく言われる筋合いはない」と言いかけました。
仲間と話に話し合って、経営方針やリスクも考えて、一緒にやろうと結論を出し、共に歩んでいます。
それを「農業法人は儲からないから、辞めたほうがいい」と行政側の人間が言うのは信じられませんし、仮に農業を支援する側がこれを言ってしまったらおしまいだという呆れ感もありました。
大切な仲間をけなすやつだけは誰であろうと許せません。
 
もし、これから新規就農したいという人がいたら、このような話もあったなあ、と思い出してみてください。