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さとう自然農園のブログ

仙台でソーシャルファームを目指している農園のブログです

農家の成功事例が少ない?

農家(農業法人)、とくに有機農業を経営しているところで、成功事例は少ない、と行政の方が行っていました。

 

それって本当なのか?

と疑問に思ったので、ちょっと調査(今回は畑作中心に見ます)。

 

1.農業従事者

平成28年の農水のデータによれば、農業従事している人は192.2万人。

一昨年までは200万人以上いたので、とうとう200万を割りました。

従事者の平均年齢が約67歳なので、数値から見れば、さらに減っていきます。

 

2.農業経営統計

【法人の場合】

組織法人を観ると、畑作、露地野菜、施設園芸を見ると、所得は1100〜1750万が平均。

規模は2〜4ヘクタール。

1構成員の所得は500-600万円程度。

 

【個人の場合】

所得は270万程度。

規模は460a

北海道は所得が1200万だそうですが、吸収は165万。

だいぶ開きがありますね。

 

個人的に面白いと思ったのが、過去10年の統計を見ると、栽培面積が増え、農業粗収入はぐんと上がったのですが経営費もぐんと上がっているので、所得自体は殆ど変わらない。

 

林業センサス(2010)では、売上が3000万以上のところは農業従事者の2%弱います。数としては、少ないようですが、従事数から見ると、2万戸以上はいる。

 

なので、農業=稼げない!という行政の方の発言はある意味、見方次第ということになるかもしれません。

だって、稼いでいる=成功事例とするなら、2万以上の事例があるということなのですから。

 

2万以上の事例から新規就農者が経営を安定させるためにはどうしたら良いのか?という専門的アドバイスを支援する側の方には行ってほしいものです。

 

自分の回りにいるやる気があるのに就農できなかった人たちのためにも。