妄想農家の気ままなブログ

仙台でソーシャルファームを目指している園主の気ままなブログです

新規就農の土地探し

今、改めて農業法人を設立している中で、久しぶりに農地探しをしています。

 

新規就農の際には、2年探すのに費やしました。

 

地元だから、本当の新規就農ほど土地探しは大変ではなかっただろ?と言われることもありますが、とんでもない。

 

そんな昔を思い出しながら、新規就農した際、自分がどう土地を見つけたのかを記していきます。

農業を目指す方の参考になれば。

 

あ、でも、地域性が色濃く出る問題なので、その地域で土地の借地のしやすやはまちまちです。

 

1)仙台編

地元なので、農地借りやすいのでは?という人もいましたが、仙台で農地を探すのが一番苦労しました。

震災後で何もかもがめちゃくちゃだったので、すんなり土地が借りれるわけはありません。

 

遺産相続、震災を機に都市開発が進むのではないかという地主の期待感、農地どうなる?という不透明感、全てが相まり、土地を探しても「どうなるかわからんから貸せない」と言われ続けました。

 

いろんな方に聴いていただき、ようやく知り合いから「使って!」と言われ、農地を借りました。探してから、1年と2ヶ月後。

 

でも、まだ新規就農するためには農地が足りません。

どうしたらいいものかと悩んだ挙句、仙台でないなら県北に行くか。

と県北に農地探しの旅に出ました。

 

2)大崎市

 宮城県の県北にある大崎市。農地探しを始めた地域は祖母が住んでいるところでした。震災の後、当面仙台の農地が使えないとわかり、祖母から土地を借りて耕作していたのです。

 その頃は、まだ会社員で働いていたので、通えるのは週末のみ。なので、1週間畑にいないと草だらけになり、周りの方からはお叱りを受けることもありました。
(元々、そのときにも自然農法で栽培していたのですが)

 

 また、いくら祖母が住んでいた地域とはいえ、地域の方から見れば私は「よそ者」。

 

 通い続けて、畑やその地域を歩いている時に挨拶をしたりと少しずつ認知してもらえるよう行動していました。

 

 畑探しから2年に差し掛かろうとした時、「うちの畑使ってくれないか」と言ってくれる方が現れたのです。

 

 ここで、ようやく新規就農するための農地要件をクリアし、手続きへと移りました。

 

 新規就農する際、有機農業や自然栽培といった農法をする時には、注意が必要かもしれません。

 

 多くのところでは、畑作=草を出さずにきれいにして栽培が基本なので、有機農業などを認知してもらうだけでも時間がかかります。

 

 あるいは、時間をかけても有機や自然栽培ができない地域もあります。

 

 まずは、地道に地域の方に挨拶なり、声がけなりするところから着実に農地を探すのが一番だと私は思いました。