妄想農家の気ままなブログ

仙台でソーシャルファームを目指している園主の気ままなブログです

人参の話から

農業をしていると、どこを目指すのか、ライバルは誰なのかなどめほりはほり聴かれることがあります。

 

少なくともうちの農園は万人受けは目指していません。

 

大きくて甘い野菜。

一口食べればその甘さに魅了されることもあるでしょう。

 

それは、生産者がこれまでの経験や出会ってきたお客さんのニーズから生じてきた商品だと思います。

 

すごいことですよね。

そうやって一つ一つ味を作るために栽培方法を研究していくわけですから。

 

なので、そのような姿勢の先輩を尊敬します。

 

でも、だからといって真似をしようとは思わないのが私。

 

私が目指しているのはもっとコアな人たち。

野菜の本当の味って?とか濃い味の野菜がほしいとかそういう方々のために日々試行錯誤しています。

 

野菜本来の味を目指すことが本来の意味での健康とか心身に良い野菜だとも考えています。

 

自分自身、極端に甘い野菜とか米を食べると、何か違和感を感じるんです。

 

そんな話を人参を作っている現場や野菜を買いに来てくれたお客さんと話しています。

 

うちの人参はある意味でマニア向け。

甘い!というよりも人曰く「濃い」というのが先に来るそうです。

 

人によっては「他の人参の味がわからなくなったわ!どうしてくれんねん」というつっこみをいただくことも。

 

でも、特別な栽培方法なんてしていないんです。

 

ただ堆肥を少し入れるだけでその他は何も入れずにありのままに育てるだけです。

 

たったそれだけで人参本来の味が引き出されてきます。

 

もちろん、その地域の気候や栽培環境、土壌環境でも大きく異なります。

 

でも、出来るだけ自然に近い状態で育てるそこがみそだと考えています。

 

なので、同じ人参でも品種が違うと味も違うことがわかります。

 

これが私が目指している農業であり、自分の食べたいものなのです。

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